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第3回トレイルラン大峯奥駈160km 06.05.27〜28
(吉野山金峯神社〜山上ケ岳〜八経ケ岳〜行仙岳〜玉置山〜熊野本宮大社)
今年で第3回目を迎えるこの大会、その存在は知っていたが「1泊2日のトレイルランはハード過ぎる!」と眼中になかった。
しかし知人(今大会1位の森端氏)の強い薦めもありとりあえずエントリーをする
その後コース下見がてらに大峯に行くと山深い大自然の魅力に引かれだんだんと本大会が楽しみになってきたのだ
この大会はfuntundeの前田氏が個人的に主催しており他にも大峯早駈(47km)熊野古道小辺路(70km)などと同様に
コース誘導もエイドステーションもなく水場も自分で探し地図を頼りに全ての行動を各自の責任で行うというもの
単に「走る」だけではないある種のサバイバル的?な大会なのだ、現に昨年は参加者12名中完走はたったの3名だったとのこと
果たして無事に2日間完走できるのか・・・・
そして大会当日特に説明もなく前もって主催者から送られてきた簡単な説明書と「山と高原地図・大峰山脈」の地図を頼りにスタートを切った
大峰山系にはまだまだ
残っている女人結界門
大勢の修行僧に
遭うのもめずらしくない
吉野山には
数多くの神社が
2日目、主催者からの
お弁当をおにぎりにする
大会前日にゴ−ル地点の
熊野本宮の鳥居近くに車をデポ
1日目のスタート地点の
すぐ近くの軒下で仮眠をとる
1日目のゴールは
前鬼の小仲坊で宿泊
他の登山客と大広間に
小仲坊では他の
登山客と一緒に夕食を



  第3回トレイルラン大峯奥駈160km 参加者の順位・タイム 06.05.27〜28
総合順位 氏名 総合タイム 1日目タイム・順位 2日目タイム・順位
森端良尚 21時間23分19秒 9時間47分48秒 11時間35分31秒
加藤潔(k-kato) 22時間35分11秒 10時間19分30秒 12時間15分13秒
加藤雅一 23時間42分05秒 11時間01分05秒 12時間41分00秒
前田静男 25時間11分16秒 11時間15分11秒 13時間56分05秒
岩瀬幹夫 26時間39分10秒 12時間38分00秒 14時間01分10秒
鈴木喜代治 26時間39分53秒 12時間35分45秒 14時間04分08秒
中村耕二 28時間50分47秒 13時間26分22秒 15時間24分25秒
以上の7名が完走です
時間外
参考記録
田中洋一 29時間08分05秒 12時間58分15秒 16時間09分50秒
小原功司 29時間39分34秒 13時間14分18秒 16時間25分16秒
棄権 温克彦 14時間23分25秒 23時頃大黒山通過
翌朝無事確認
宮崎崇徳 14時間08分00秒 吹越で棄権
坪内俊之 14時間08分00秒 持経の宿で棄権
比枝正二 16時間25分00秒
(タイムオーバー)
棄権
※1日の所要時間は16時間以内(4時スタート〜20時まで)の大会規定

コース地図詳細 各チェックポイントの到着時間も記載してます 
山上ケ岳
まだまだ前半
1日目6時48分
行者還小屋手前の
水場で補給
1日目8時47分
八経ケ岳あたりから
雨と強風が体温を奪う
1日目10時42分
孔雀岳〜釈迦ケ岳間の
ガレ場をトラバース
この直後、道に迷う
1日目12時47分
鎖場に馬の背を無事通過
するとドーンとお釈迦様が
1日目13時10分
2日目笠捨山を過ぎ
岩場を登ると地蔵岳が
2日目9時54分
五大尊岳を過ぎると
視界が開け本宮町が
2日目13時57分
ついに本宮のゴールに
気持ちは修行僧・・
2日目16時16分・
持参物:ザック(グレゴリーリアクター。他の参加者も同じものを何名か使用していた)・リザーバータンク2リットル・750ccボトル(水汲み兼用)・防水デジカメ(ペンタックスOptio)・防水携帯電話・地図・コンパス・ウインドブレーカー上下(モンベルULウインドジャケット&パンツ)・キャップ(モンベル)・サバイバルシート・手袋(MTB用)・ライト(ブラックダイヤモンド スポット)・カシオProtreck・タオル・テーピング類・ゴミ袋製雨具
(服装はCWXクールマックスロング・上は1日目半袖メッシュシャツ、2日目は長袖メッシュシャツ、ソックスCWXソックス、シューズ)
シューズ:サロモン(モデル名不明)+インソール(SHOCK DOCTOR ウルトラ2ロープロファイル)幅が狭いためカッターナイフでスリットを入れる(写真の赤部分)
■装備
ライト:例え歩き程度のペースであってもやはりライトは明るいの限る!暗いと遠近感がなく神経を使い疲れを誘う
(ブラックダイヤモンド スポットは明るさも十分で節電にもなる明るさ切り替えモードがありおすすめですある)
■食料
1日目:チョコバー4ケ・大福餅1ケ・パワージェル1ケ・柿の葉すし3ケ・
2日目:チョコバー6ケ・ミニあんぱん2ケ・パワージェル1ケ・柿の葉おにぎり?3ケ(宿坊で渡されたお弁当で柿の葉おにぎりを作る)
■ドリンク(1日目の雨,2日目も曇りだったため水分は少なくて済む)
1日目:出発時約1.5リットル+750cc(小篠の宿の沢で)+約500cc(行者還小屋手前の沢で)
2日目:出発時約2.7リットル+約1.2リットル(玉置神社で)
■反省:
なんとか完走はできたものの亀のようなスローペースには問題あり
(スローペースなのに2位入賞とラッキーな結果の要因は得意の激坂下りがコースの多くを占めていたためと思われる)
@軽量目的で軽装がたたり1日目は寒くてパワーダウンとバカ頭が更に思考能力低下
A2日間にもなると行動食を考えねば、2日目は食べても食べても空腹でパワー出ず!
B捻挫クセにつきテーピングはしたが長時間用にもっと入念にすべき
 (2日目コース半分残して捻挫、それから6時間程走ることになる、これには参った)
06年05月26日(金)大会前日
車をゴール地点の熊野本宮(コーナン駐車場)にデポする。というのはこのへんは交通の便が非常に悪いのとやはりゴール後は温泉にでも入ってゆっくりと大会の余韻に浸りたい・・・そのためには車は欠かせない!
デポ後バスと電車を乗り継いで吉野駅までそこからは1時間半ほどかけて徒歩で今夜の宿泊先金奉神社の境内にたどりつく、もうそこには3張りのテントがありもうすでに就寝しているようだった。
持参したコンロでラーメンを作り早い夕食を済ませる、そうこうしているうちにまわりは暗くなり始め明日早いこともあり寝袋にもぐる
※奈良交通バス:本宮大社から五條駅までは1日4便(所要時間約4時間・運賃は3.250円)


06年05月27日(土)大会1日目・吉野金峯神社〜前鬼少仲坊
2時半くらいに起きる、テントなしの寝袋泊だったが軒下に寝てたので睡眠は十分?
4時ちょうどに金奉神社鳥居をスタートする、参加者13名の静かなスタートである。雨はなんとか小雨を保ってくれてる
いつもスタート直後はどうしてもハイペースになりがちではあるが最近よく足がつるのでできるだけゆっくり・・・を心がける
長時間でつるのは疲労のため仕方ないこととあきらめがつくが最近のそれは1時間〜3時間くらいの間に起こる厄介なものだ
4月に参加した大阪府チャレンジ登山大会では1時間ほどで足がつり挙句の果てに得意の下り坂でも女性ランナーに抜かれる苦い経験をしている。そしてその後のトレーニング中にも幾度か起こっている
それがこの2日間という大会で同じように短時間で足がつったら何をしていることか・・・不安でのスタートでもあった

ペースを抑えながらも先頭を行く森端氏について行こうとしたがそれもスタートから25分程(一般道路と交差する辺り)の所で見失う
あとはコースを間違わないように「山上ケ岳方面」をひたすら走る
標高が高くなってきたせいか雨のせいか走っていても寒く手作りのゴミ袋製カッパを着る
これで少しマシになる(やはり半袖Tシャツは軽装過ぎたか・・・)
視界が開け見覚えのあるところに・・・同辻茶屋だ!
ここから弥山までは過去3度参加した「トレイルラン早駈」のコースと同じなので道に迷う心配はない
6時48分山上ケ岳に到着、森端氏の姿は見えない、そして後方もいない、どうやら2番手のようだ。
それよりもスタートして3時間近くになるが心配な足のつりもなんとかとどまってくれている「ラッキー!」
「トレイルラン早駈大会」の時はこの山上ケ岳から少しペースをあげるのだが今回は抑えて走ることにする

少笹宿の沢でリザーバータンクに水を入れる
ザックをおろしリザーバータンクの蓋を開け・・・と長時間レースなのでこの作業も休憩がてらに良いか・・
と思っていたがいざ実際やってみると結構時間がかかりタイムロスになる
疲れてきた場合はこの作業は休憩も兼ねて良さそうだがまだまだ序盤の今はこの時間が気になる!
次の水場(行者還小屋手前)ではリザーバーには入れずボトルのみに水を入れるだけにする

弥山に10時23分に到着、スタート時点での小雨はここまで登ってくると本降りになっている
弥山から石がゴロゴロしている不安定な道を下る、鹿よけネット沿いに進むと前に鉄の扉が・・・
行き止りと早とちりして来た道を戻り少しウロウロするが他に道がないので再度先程の扉まで行くと行き止まりではなく鹿が入らないための扉だったのだ(どんくさい自分に少し腹も立ったが大きなタイムロスではないので「良し!」と言い聞かせる)

鹿避けネット区間を過ぎるころには雨足は強くなり八経ケ岳では風も強くなっていた
この頃には自作のゴミ袋カッパは破れ半袖から肌が露出してその風が冷たさを増していた
(今思うとここでウインドブレーカーを着用すべきだった)
やっと仏生ケ岳を過ぎひたすら先を急ぐ、孔雀岳を過ぎると切れたった岩壁を縫うように尾根を右に左にルートをとる
少しすると右側(西側)が大きく開け先立った大きな2つの岩の間をガレ場が谷底ま続く
そこをおそるおそるトラバースする、その先で左に尾根沿いが正しいルートなのだがそれを見落とし踏み後のある右側に進んでしまう
40〜50mほどガレ場を下りただろうか・・・その先は更に急勾配になり谷底に向かっている・・・
「これはルートではない」急いで逆戻りをするとそのまま尾根沿いのルートに進むことができた
「こんなところで道を間違ったらマズイ・・・」と思いながらも雨と強風の中を進む
(急ぐあまりか弥山から釈迦ケ岳まで写真は2枚しか撮っていなかった)
足を滑らせれば谷底まで滑落を免れないような岩場がずーっと続く
雨とそして台風のように唸る風音と寒さで「恐怖」に似たようなものを感じながら・・・
(現に2週間前に登山者がここ釈迦ケ岳で滑落死している)
「小尻返し」?を鎖を使って岩の間をすり抜ける、すぐ左側にもルートがあったようだがこちらの方が確実のような気がした
右側が切れ落ちた馬の背を過ぎるとやっとのことで釈迦ケ岳に着いた(13時10分)
このころには寒さも頂点で鼻水に加え膝足首の関節はシビレて下りも思うように足が動かない
水を含んだ腰の高さまくらいである笹がCWXのパンツに当たり冷たく寒さが更に増す
(ここでも持参したウインドパンツを履くべきだった、なぜウインドージャケットとパンツを着用しなかったかというと@今夜の宿坊で使うため濡らしたくなったAザックからそれらを出して着用するのが面倒だったのが理由である。私と1位の森端氏以外は皆ジャケット着用していたようだ)

釈迦ケ岳から少し下るとやっと風の音もおさまり気持ちが少しラクになる、あとは本日ゴールの前鬼・小仲坊まで下るだけだ
午後4時過ぎに小仲坊に着く、森端氏に遅れること約30分(弥山での到達時間はほとんど一緒だったのでそれ以後に差がついたようだ)
寒さと少し道に迷ったりしたのでこのタイムは上出来だろう・・・何よりも「足つり」がなかったのがサイコーにうれしい!
今夜の宿泊場所の小仲坊でお風呂に入りくつろぐ
午後5時半、夕飯をいただく。この時点でゴールしたのは6〜7人であとの参加者はまだ山の中だ・・・
全員で食べれたらいいけどいつゴールするかわからないので到着した順番にお風呂に入り夕食をそれぞれ食べる・・ってな具合
明日も走るので・・・ビールは止めようかなとも思ったけど「飲みたい時が飲む時飲める時!」オイラはアスリートでもないし疲れた後の温泉とビールのために汗を流してるといっても過言ではないので迷わず「ビールお願いしますっ!」
普段の夕食はご飯を食べずにおかずとビールだけだがみんなの食欲を見てると今回はご飯を一膳食べることにした
午後8時?には就寝したか・・・このころ最終の参加者がゴール、当然陽はとっくに落ち暗闇と雨の中を今帰ったと思うとある意味この大会のスゴサを感じた!
そして詳細は聞いていないがこの最終にゴールされた参加者は岩場で足を滑らせあやうく滑落しかけたらしい、幸いに4m程滑ったところで枝につかまり谷底へはまぬがれたとのこと(その時にヘッドランプを破損、翌日2日目は当然リタイアせざるを得なかった)


06年05月28日(日)大会2日目・前鬼少仲坊〜熊野本宮
朝3時に起床、みなゴソゴソ準備を始めている
この大会に申し込む時に果たして2日目が走れるだろうか動けるだろうか、それより起きれるだろうか・・・と不安があったのだが緊張?しているせいか眠気も全くなく心地良く目覚める、そして体はというと腰痛以外はどこも痛みもそして筋肉痛もない!不思議なくらいだ
4時霧雨の中小仲坊をスタート、太古の辻までいきなり標高700mを駆け上る(いやいや歩く)
スタートして少しの間は谷が何本か入り込んでいてルートを間違いやすいため注意しながら歩く
20分?程でゴロゴロした石場から木製階段になる、ここからはずーっと階段が続き道を間違うこともないだろう
先頭を歩いていたのでふと振り返ると暗闇に多数のライトが列を成していた、それは「キツネの嫁入り」のようだった(見たことあるんかいや!)
太古の辻に5時2分、森端、オイラK−KATO、M−KATO、岩瀬氏が一緒に
この頃にはまわりは明るくなり霧がかった太古の辻はとても神秘的であった
ここからは森端氏が少し道を迷ったこともありオイラが先頭を行くも転法輪岳あたりで追いつかれ行仙岳では森端氏が先に到着


行仙岳から少しして森端氏に追いつくがこの頃から少しづつ疲れを感じるようになる
先程食べたばかりのはずなのにお腹がグーグー、「食べないとアカン!」と無理やりスニッカーズを口に入れる
それでも少しするとまたグーグーガンモ(グーグー)状態に・・・
森端氏は余裕の様子、下り坂で差を開けるが登りですぐに追いつかれる・・・(結果的に玉置チェックポイントまで並走する)
香精山を過ぎたところで左足首を捻挫する、クセになってるためにテーピングはしていたが長時間になりテーピング効果が薄れてしまったのか・・痛みはあるけどなんとか走れそうだ!でも最後までもつだろうか・・・
貝吹金剛を過ぎるとその捻挫を痛めつけるようなとても長い長い下りが続くそれもちょうどスピードが乗りやすい傾斜斜面である
本来なら下りの得意なオイラにとってタイムを稼げる箇所であるがこの下りはきつかった(これも又人生!
途中何度も立ち止まりたかったが森端氏がピッタリと付いているので休むわけにも行かない
(結果的には森端氏のお陰で速く走れたので感謝!であるが)

岩の口で登山客に合う、この頃にはバテバテで森端氏はオイラの保護者のように後ろからオイラのペースで歩いてきてくれてる
情けないほどのスローペースである
小仲坊で支給されたお弁当をおにぎりにしてザックに入れてたのを思い出す、ザックをおろすのも面倒なくらいバテてることもあり後を歩いている森端氏に甘えてそれを取ってもらう!そのおにぎりを食べる少し元気が出てきた!スニッカーズは食べても食べてもグーグー音が止むだけだったがこのおにぎりは効果有りだった!
(1日目はどうもなかったが2日目の長丁場になるとスニッカーズだけでは無理なのか・・・まあこれもまた経験!勉強勉強!)

玉置チェックポイントにちょうど12時に、主催者の前田さんとその長男のみっちゃんに迎えられる
オイラはヨレヨレ!ここから元気な森端氏は自分のペースで先に行く・・・オイラの倍程のピードだ
玉置神社への下りではもう森端氏の姿は見ることはできなかった
神社境内手前を左に下りてしまい行き止まりからまた少し登り返す、下りだけでも森端氏に追いつきたかったため少しあせる
神社で水をリザーバータンクに入れスニッカーズを口に含みすぐ走り出す、バテバテだけど下りはなんとかそれなりに走れる
「まだあきらめたらアカン!」(快調に先頭を行く森端氏に何が起こるかもわからないし後にいるはずのM−KATO氏の追従も手ごわい!)
平地では歩くほどの速さだが下りは惰性で走れる!
玉置山から本宮までは下るだけかなと思っていたが玉置山から標高にして300m程下った分次の大森山までその分登り返す
大森山からはけっこうな激坂の下りが続く、捻挫の足をかばって走っていたがこんな下りが続くならとシューズ、ソックスを抜いてテープをグルグル巻き足首を固定する、これで痛みもマシになった
五大尊岳を13時56分に木々の間からどーんと熊野川(新宮川)と本宮の町が目に入る「はよ、おいで!」とでも言ってるようだ!
その展望は3年前に参加させていただいた「トレイルラン小辺路」の果無山から本宮の町を見下ろした時の光景と重なった
少し元気が出て気合も入る!
1日目からずーっと森端氏の足跡を見てきた、雨でぬかるみの路面のためしっかりと確認することができたのだった。
そのシューズの足跡でルートの確認もできた、それともうひとつ急な下り坂での彼のスリップした状態コースライン取りもしっかりと把握できる
ここの急な下り坂でも同様にそのシューズ跡はしっかりと確認できた、それからは軽快にある程度のスピードで下り降りてる様子が伺えた
「まだまだ元気な走りをしてるな!」ここでオイラは1位を走る森端氏とのことは忘れ自分のベストの走りに視点を変えた
途中大黒天神岳からのルート不明瞭な箇所もあったがなんとかゴール鳥居手前の河原までやって来た
この川を渡ると木々の向こうにゴールの鳥居がある
昨日の雨で増水してるだろうか・・・昨年は腰までの深さだったらしいから今回は背丈ほどの深さになってるかも
橋もあるが遠回りになる、深かったら泳いで渡ろう
流されるのを覚悟でジャブジャブと入ると冷たい水は2日間の疲れを癒してくれるかのように心地良く深さもそれほどでなくすんなり渡ることができた


あとがき
言い訳みたいなことも書いてしまったが捻挫したり道を間違ったりのオイラ以上に他の参加者ももっといろんなトラブル、ドラマが起こっていたはず!それがこの大会でありこれが人生でもある!と思う 
今何日か経って冷静に考えてみると2日目のスローペースが結果的には完走に結びついたような気がする
もしエネルギー体力がそれなりであったらそして少しでもペースを上げることができてたら足がつったり膝を痛めたり先を急いで道を間違えたりしていた可能性が十分あると思う。このスローペースを見方にできた自分を良し!としよう!
そしてこんな面白い大会を開催してくれたfuntundeの前田氏に感謝である!
これほどまでに各自の責任のもとで参加できる大会はそうはない「責任の擦り合い他人任せの現代社会」で非日常的な貴重な体験をさせていただいた(オイラって少しオーバー?)



        第3回トレイルラン大峯奥駈参戦記